読書好きの日常

日々の徒然なる出来事を綴ってゆきます

久しぶりに2冊同時進行中

星雲出雲の兵站は”遠征1”に入った。まだP.55だけど・・・

それとは別に、書店でみつけた中公文庫を開始している。

クーデターの技術 クルツィオ・マラパルテ著 中公文庫

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本書は1948年に発行された本の焼き直しで2019年6月初刷の本のようだが、

原版は「ヒトラームッソリーニに発禁にされた」と書かれており、

1931年に仏で発行されたのが初版のもののようだ。

 

原著に忠実な訳がなされているので、ところどころ分かりにくい部分がある。

主語なしに、何度も繰り返している強調部分があるのだ。その時代では当たり前

の事を暗喩的に著しているのだろうと予想はつくが、内容は分からない。

 

最近、待ち時間の多い生活をしているので、こういう類の本も良いかなと思ったが、

時代背景まではっきり掴んだ上で読まないとわからない部分があるのは困る。

どこまで根気が続くかな、という感じ。

 

やっとP.85である。1948年版序、初版序とふたつの序が長かった。