読書好きの日常

日々の徒然なる出来事を綴ってゆきます

新しい本の購入報告

この本以外にも購入した本は片手ぐらいあるが・・・

最近はもう一つの趣味にかまけてライディングの指南書ばかり。

久しぶりにまともな(?)書籍を購入した。娘の保護者会の時間待ちで書店へ。

 

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大昔は理系だったのだが、現在は文系頭であることは間違いない。

これが美しいに違いない、というのは直感でわかるが、文系でもわかるように

詳しく証明してくれている本らしいので・・・間髪入れずに購入を決めた。

 

まだ星系出雲が終わっていないのであるが・・・

星系出雲の兵站 継続中

忙しさに追われて『星系出雲』が終わらない

”本との出会いは一期一会”の方針は堅持しているので、ストックは増える一方。

読みたい本はうしろに控えているのだが、なかなか読書の時間が取れないのだ(泣)

 

正確には『星系出雲の兵站 -遠征-1』。来月二十日には『遠征2』が出版される。

伊吹から山にも行けていないし、秋はいろいろと行事も目白押しなので滞りますな。

 

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今週末、今日あたりから季節外れの台風19号が列島に影響を及ぼし始めている。

関東地方、特に千葉県の、先の台風被災地域が直撃される危険があるようだ。

 

地球温暖化の影響は確実に出てきているのか?それ以外の要因による変化なのか?

いずれにしても数十年前とは気象が変わってきている。

 

『現在は氷河期と氷河期のはざまの間氷期であり、今後地球は冷えてゆく』と

学研の学習漫画シリーズには書かれてあり、昭和の世間もそういう認識だった。

 

十年単位のスパンで常識がこんなに大きく変わるものなのだろうか???

NHK BS のコズミックフロントでは、地球生命の終焉は灼熱地獄だそうだ。

 

氷河期が繰り返し起こる時期は既に終わり、新しいステージが始まったのか?

CO2排出を無制限に増やすのは是とは思わないが、文明は進化させるべきである。

 

最終的には個体の生命と同様に、種にも寿命があるのだろうが、今はどの辺なのか。

地球という星の終焉とともに人類も終わるのだろうか?それはないような気がするが。

 

 

心房細動の症状

心房細動と診断されたのは6-7年前

症状は全くなかった(と思い込んでいた)ただ、疲れやすくなっていた。

体重が10kg程増えて、年齢も40歳代後半になり、こんなもんかと諦めていた。

 

今年の定期健診で『心房細動の根治術』を勧められて受診するように言われた。

内服薬で合併症を予防する以外に手はない、と思っていたので意外だった。

早速仕事を休んで、カテーテルアブレーションの得意な総合病院を受診した。

 

検査の結果、経過年数と心房拡大があるので奏功率は低いと言われた。

何とかならないかとお願いすると、電気的除細動をしてみましょうと言われた。

これで除細動が出来れば、カテーテルアブレーションの適応あり、とのこと。

 

槍ヶ岳から帰った翌々日に入院して電気的除細動を受けた。

除細動は成功した。ただしこれは一時的なもので、いつ戻るか分からないと。

この成功を受けて、年末にカテーテルアブレーションの予定となった。

 

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本題はここから。昨年の双六岳キャンプ場から鷲羽岳のときは、荷物が重すぎて(?)

立ち止まりながらもなんとか双六テン場まで上がった。体重が80kg以上あった。

 

今年は小屋泊まりにして荷物を減らし、体重も10kg以上減量したのだが、

それでも槍沢の登りは息が切れて動悸が激しかった。(横尾から殺生ヒュッテ)

 

標高差は約1,500mだった。今回の伊吹山は約1,160m。体重、荷物はほぼ同じ。

標高1,500mスタートか220mスタートかの違いぐらい。やはりしんどいのだろうな。

1か月前に鍛えられた名残が身体に残っている分、少しはましかなと思っていた。

 

朝5時起きで登山開始は8時前。最初の30分はゆっくり登っていこう・・・あれ?

 

ここ数年は入山とともに息切れがすぐに来ていた。プラス動悸。

自分なりの解釈では体重過多、運動不足、心肺機能(主に呼吸)低下だった。

 

5年ほど前に、週1回2,000mほどクロールを泳いでいた、趣味の水泳を止めた。

その結果、それまで達者だった心肺機能が、衰えたものだとばかり思っていた。

 

全く息切れがない。これは頂上まで上がって下山完了までそうだった。

筋の疲労は激しかったが息切れはゼロ。何て楽な山行なんだろう。

思えば40歳代前半はこれが普通だった。心肺機能は全く問題なかった。

 

体重変わらず、運動不足ほぼ変わらず、で辿り着いた結論は『心房細動

現在はまだ『洞調律』を維持しており、心房細動はない状態である。

 

息切れが前面に出るので動悸として感じることがなかった。

だから心臓(心房細動)と思わずに肺(呼吸機能)と思い込んでいたのだ。

 

このまま心房細動が出なければカテーテルアブレーションしなくてもイイ?

と思っていたが、そういう事なら二度と出ないように根治しておきたい。

まだまだ山に行ける元気はあったんだ、と嬉しい発見があった。

伊吹山に行ってきた

槍ヶ岳もこの山もおよそ10年ぶりだった

最初に登った時は、3合目までゴンドラがあって小学生の息子には

少し優しい山だった。3合目からでも山頂へは長いが。

 

2回目はゴンドラが休止しており、0合目の三ノ宮神社から開始。

いつ再開になるかと思っていたが、どうやら撤去されているようだ。

この山に関してはドライブウエイで山頂すぐ下まで行けるのだが。

 

三ノ宮神社の登山口

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インフォメーションセンターが新設され、アーチも設置されている。
入山協力金として高校生以上300円/人を徴収している(任意)
年間パスポート(?)は1,000円/人となっている。

 

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駐車場も登山口のアーチを越えて林道を少し行けば300円/日の駐車場があるのだが、

神社前の民間駐車場は500円、少し離れると400円で客引きをしている。

自分の駐車場へ誘導するだけで、満車になると知らんふり。

300円駐車場の存在は知られたくないようである。

 

やっと3合目が見えてきた

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0-1合目はガレた道、1-2合目はゲレンデ横の急登、2-3合目は林を通る道。

入山協力金は看板の整備に使われたよう。道のガレ方は変わらない。

3合目は開けた平地だったが柵が設けられて広さは感じない。

 

3-4合目はゲレンデを登るがリフトは撤去されている。4-5合目はガレ道。

5合目の小屋が営業しているのを初めて見た。休憩小屋である。

 

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以前は朽ちたベンチと自販機(売り切れ)で水場としては期待できなかったのだが。

営業は休日のみの季節限定なのだろうが。

5合目を越えると日陰のない斜面をジグザグに駆け上る登山道になる。見通し良し。

 

山頂から見下ろす登山道。3合目の平地まで見渡せる

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琵琶湖と近江平野というのか、湖岸の景色が良く見える。

裏側斜面にはドライブウエイにつながる大駐車場があり、観光客が登ってくる。

山頂には5-6軒の山小屋が軽食やおみやげを提供しており、きれいなトイレもある。

冷たい飲み物やソフトクリームを食べてトイレも済ませて下山する。

 

槍沢で水切した経験より、2.5ℓのプラティパスを持って行った(2.5kg)が、

歩荷訓練になっただけで三ノ宮神社の水路に流した。

薬草センターの入浴施設に寄ったが混み過ぎて洗い場が足りない。

近くでスーパー銭湯などを探した方がよさそう。

久しぶりに2冊同時進行中

星雲出雲の兵站は”遠征1”に入った。まだP.55だけど・・・

それとは別に、書店でみつけた中公文庫を開始している。

クーデターの技術 クルツィオ・マラパルテ著 中公文庫

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本書は1948年に発行された本の焼き直しで2019年6月初刷の本のようだが、

原版は「ヒトラームッソリーニに発禁にされた」と書かれており、

1931年に仏で発行されたのが初版のもののようだ。

 

原著に忠実な訳がなされているので、ところどころ分かりにくい部分がある。

主語なしに、何度も繰り返している強調部分があるのだ。その時代では当たり前

の事を暗喩的に著しているのだろうと予想はつくが、内容は分からない。

 

最近、待ち時間の多い生活をしているので、こういう類の本も良いかなと思ったが、

時代背景まではっきり掴んだ上で読まないとわからない部分があるのは困る。

どこまで根気が続くかな、という感じ。

 

やっとP.85である。1948年版序、初版序とふたつの序が長かった。

ついに星系出雲の兵站4に着手

宇宙士官学校シリーズで食傷気味になったので

少し冷却期間を置いてから読みだしたら・・・

 

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これはこれで面白いなぁ。この巻で1部完結とのことだが、続きはどうなるのか。

まだ1/4ほどしか進んでなかったが、気になりAmazonで探してみると・・・

 

あれっ、もう既に第2部が始まっているじゃん。8月20日発行の新刊があった。

 

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これはいかん。早速ポチって注文だ。未だストック本は山ほどあるんだけれど。

 

今年の北アルプスは槍だった

2009年8月以来、実に10年ぶりの槍ヶ岳だった

前回のパートナーは小3の長男、今回は中3の長女。

考えてみればあっという間の10年だったな。

 

前回は初めての上高地入山で、テント泊の装備でババ平泊。

 

2009年のババ平と大曲り

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夜から雨が降り始めて朝になっても止まず、濡れたテントを背負ってグリーンバンド

まで上がったが雨足は強くなるばかり。殺生キャンプ場を諦めてヒュッテ大槍へ。

 

初めての小屋泊まりで布団1つに大人二人という体験をした。土間で夕食の素泊まり。

翌朝は幸いなことに雨は止んだが雲が多く、槍沢が上から見下ろせない状況。

ヒュッテ大槍にザックを置いて東鎌尾根から槍ヶ岳に登頂を果たした。

 

今年はダイエットをして当時より体重を10kg近く絞ったが、普段の運動不足も考え、

小屋泊まりでの槍ヶ岳山行とした。計画的山小屋山行は初めてのこと。

 

今まで前泊で奥飛騨の民宿を利用していたが、今回は移動日に入山して横尾山荘へ。

上高地から3時間と近く、入浴ができる快適な山荘だった。一人1ベッド。

 

翌日も10年前とは打って変わって快晴。槍沢を詰めてグリーンバンドへ上がると

ドーンッと槍が姿を現す。10年前はこのテンション上昇が雲隠れしていたんだな。

 

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ここまでもかなりきつい登りだった。水場で冷水を貪り飲んだぐらい、熱中症手前。

テンションは確かに上がるが、見えてもなかなか近づかない。

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ザックは例年のテント泊の半分の容量で、重量は半分以下なのだがキツイな。

この先のヒュッテ大槍分岐から先の九十九折りの苦しみだけが記憶にある。

 

ペース的にはこの時と一緒かな。休み休み登っていく。

 

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13時過ぎに泊地の殺生ヒュッテに到着。早速カレーを食べて腹ごしらえ。

荒天時は混み合う事もあるそうだが、この日は晴天で泊り客は20人弱だった。

 

 

昼食が終わると土間にザックをデポして部屋に上がらずにそそくさと出発する。

ヘルメットを着けてヒュッテ裏の東鎌尾根に上がりアタックザックで槍の肩小屋へ。

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10年前はガスで槍沢の視界が無かったが、今回は丸見え。高度感がハンパない。

 

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40分弱で肩の小屋に到着し、穂先へ出発。渋滞はなく20分弱で頂上に着いた。

祠の前でお約束の記念写真を撮ってもらったあと、しばし360度の景色を眺める。

 

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肩の小屋(槍ヶ岳山荘)もはるか下に見える。10年前もこれは見えていた。

去年登った百名山鷲羽岳も見えていた。表銀座コースも前穂高の連なりも。

 

10年前は最終日の朝に槍の穂先に上がり、ヒュッテ大槍を出たのが11時過ぎ。

ひたすら歩き続けても上高地BT到着が19時近くになったので、今年は早降りを。

 

翌朝は朝食を済ませて6時半には下山開始。13時過ぎには上高地BTに着いた。

愛用していた平湯BTのアルプス浴場が昨年秋に閉鎖されたとのことで、

これまた10年前以来の『ひらゆの森』で汗を流した。ここは変わらんなぁ。

 

ババ平キャンプ地はトイレの建物が立っていて水場も整備されていたけど。

さて、来年はまたテント泊で涸沢か?小屋泊になるのか?

 

下山日から下肢全体の筋肉痛が丸3日ほど続いた。階段の『降り』がつらい。

来年は準備の日帰り山行をきちんとしておかねば。